家庭でできる!トイレの水漏れやつまりの修理方法

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トイレから水が溢れてきた!!
トイレに入ったらいつの間にか床が濡れている!!
用を足したのに水が流れない!!
便器に水がチョロチョロ流れっぱなし!!
水道料金が前回より●万円も上がってる!!

このようなトイレの水漏れトラブルが起こったことはありませんか?
また当ページをご覧の皆様の中には

ちょうどいま、そのような状況なの!

という方もいらっしゃるでしょう。

トイレの水漏れトラブルはいざ、発生した時には緊急を要するものです。

このページではそのようなトラブルを皆様ご自身で解決してもらうための
トイレの水漏れ対処方法やトラブルを未然に防ぐための日々のトイレ利用で
注意するポイント
をまとめました。

 

トイレの水漏れやつまりの原因を知る

トイレの水漏れやつまりの原因を知ることがトイレのトラブルを未然に防ぐことに繋がります。
また、現在水漏れやつまりが起こってしまっている方にはこの原因を突き止めることで正しい
対処方法が分かり、迅速かつ適切な対応が可能となります。
まずはトイレの水漏れやつまりの原因をチェックしていきましょう。

図1

●トイレットペーパーの使い過ぎ

人によっては用を足した後にトイレットペーパーで1~2回だけ拭く人もいれば10回拭く人もいます。
やはり
「多く拭く」

「大量のトイレットペーパーを使用する」

「物質としてトイレのつまりを引き起こす」

という公式(?)より水漏れやつまりの原因となり得ることが予想されます。

 

●大便が固い

意外や意外、便がトイレのつまりの原因となる場合があります。
便秘症の方だと、大便が固くなりがちで、この固い便はトイレにとって異物と同じです。
固い便が便器内で詰まったり、排水管で詰まったりすることによってトイレのつまりや
水漏れの原因となります。

 

●異物をトイレに流してしまった

小さいお子さんがいる家庭によくあるのが、おもちゃなどの異物がトイレに流れて
しまって詰まってしまうケースです。
私が現場にお邪魔してつまりを解消させるにあたってよく出てくるのがおもちゃ、
トイレットペーパーが丸ごと、何かの部品です。

小さなお子さんがいらっしゃる家庭ではこういったものがトイレに流れないよう対策
しておく必要があります。
お子さん関連でいうとオムツが流れてしまっていた、ということもよくあります。

また他にも・・・・

カイロ

これがよく詰まりの原因となっていることがあります。

寒い時期に腰にカイロを張って、ズボンを脱ぐと同時に便器内に落ちてしまい、
気づかず流れてしまう、といったことがよくあるようです。
カイロは水に触れると固まるため、便器の中ではこれ以上ない異物として水の流れを
せき止めてしまいますのでご注意ください。

また大人(特にシニア)の方のオムツが流れてしまっていたということもありました。
同様に女性の生理用品がトイレに流れて詰まってしまうケースもあります。

 

●20年以上のトイレで水圧が弱っている

ここまで挙げてきた直接的な原因とは異なりますが、同じトイレを20年以上使用していると、
様々な理由からタンクから便器への水圧が弱くなります。
たとえば便器内の給水口の劣化に伴い、水量が少なくなったりなど・・・が代表例として
挙げられます。
水圧低下によって、便を流しきれなくなってしまい、徐々に便器・配管に便が残って
トイレの水漏れやつまりの原因になることがあります。

 

●重度の糖尿病の場合

重度の糖尿病を患っている方のお宅のトイレつまりで伺ったことのことです。
便が配管にこびりついていて、固まってしまっていたことで詰まりを引き起こしていました。
糖尿病の方だとこのように配管の中に便が残ってつまりの原因になりやすいと聞きます。
実際に私たちでもこのケースに遭遇することは稀ですが、水道工事屋の間ではよく聞く話です。

 

●フランジの老朽化

配管と便器をつなぐ部品のことを「フランジ」というのですが、このフランジをくっつける
ガスケットと呼ばれるシールが老朽化して、排水管の入り口を狭めてしまってトイレの水漏れ、
つまりの原因となります。
※フランジは20年以上使用されているトイレに使われていることが多くみられます。

 

●下水のつまり

下水管がつまってしまい、そこから逆流して皆様のトイレがつまってしまっている・・・・
ということもトイレの水漏れやつまりの原因の1つとして考えられます。

 

 

トイレの水漏れやつまりを修理しよう

トイレの水漏れやつまりの原因が分かったら、次は修理方法です。
ご家庭で可能なトイレの水漏れやつまりの修理方法をランキング形式でまとめてみます。

 

ラバーカップ

オススメ修理方法ランキングNo.1
「ラバーカップ」
オススメ度:★★★☆☆
オススメ理由:
・簡単!
・安い!

修理ポイント:
トイレという衛生上の理由から腰が引けた状態で手だけでスッポンスッポンと試みる人が
多いのですが、ポイントは腰を入れて、置くまでしっかりとラバーカップを挿入することです。

注意ポイント:
異物(おもちゃ、カイロなど)の場合は、ラバーカップを使ってはダメ。
排泄物限定。

圧力ポンプ

オススメ修理方法ランキングNo.2
「圧力ポンプ」
オススメ度:★★☆☆☆
オススメ理由:
・ラバーカップで詰まりが解消しなかったら圧力ポンプ
・最近はホームセンターなどでも売っていて、身近な存在になった

修理ポイント:
ラバーカップを使ってもトイレのつまりによる水漏れなどトラブルが解消しない場合には、
この圧力ポンプがオススメです。
しかし、弊社が言うとビジネストークのように聞こえるかもしれませんが、圧力ポンプは
そこそこ費用も掛かりますし、もし圧力ポンプでも修理できなかったことを考えると業者に
依頼したほうが早く、そして安く修理できるかもしれません。

時間を置く

オススメ修理方法ランキングNo.3
「時間を置く」
オススメ度:★☆☆☆☆
オススメ理由:
・原因が便の場合には時間とともに水溶し、解消されるかもしれません

業者に依頼

オススメ修理方法ランキングNo.4
「業者に依頼」
オススメ度:?
オススメ理由:
トイレのつまりや水漏れの原因が次の場合は業者などプロへの依頼をオススメします。
・固形の異物で直径3~4cm以上のものが流れた場合
・パンツやオムツ、カイロなど非固形物でないものがトイレに
流れてしまってつまりの原因となっている場合

※注 異物が流れた場合には便器を外す必要があるため、便器が外せない場合はプロを呼びましょう!

 

 

つまりや水漏れを引き起こす最近のトイレ事情

トイレの技術は日進月歩で、最近は立ち上がると水洗される自動水洗機能がついていたり、
節水機能のついたトイレまで色々とあります。
実はこの最新機能がトイレのつまりを促進させている場合があります。
水漏れを未然に防ぐためのトイレ事情をチェックしていきましょう。

 

●節水型トイレはすぐ詰まる?

最近、よく耳にする節水型トイレ。
これは1回の水洗量を節約、つまり少なくすることにより水の使用量を減らして
月々の水道代を節約することを目的としたトイレです。
しかしこの節水型トイレがつまりの原因となるのです。
節水≒水量が足りないため、排泄物が下水まで届かなかったり、配管内を
詰まらせたりすることになるからです。
※ポイント
従来のトイレ:13~15リットル
今のトイレ:4.8~6リットル

築浅の物件では、このような最新型トイレによってよくつまりが起こっています。
トイレは最新のもの、つまり節水型トイレを設置せざるを得ません。
なので、日ごろからこまめに流す癖をつけて、皆様ご自身の生活習慣により
トイレのつまりを予防しましょう。

 

●節水キューブが詰まりを起こす?

ホームセンターなどに売っている節水キューブがつまりの原因になるケースがあります。
節水キューブというのも節水型トイレ同様に水洗量を節約することで水道代を
抑えることを手伝うお役立ち商品です。
しかしこのキューブを使用することでトイレのタンク内の水量を調整して、節水する、
つまり、流す水量が減るのでつまりが起きやすくなってしまいます。
同様の理由でペットボトルの節水術もつまりを引き起こす原因となりえます。

 

●サイホン式トイレは注意?

トイレには大きく2つの種類があります。
1つは洗い落とし式というもので、水の落差による流水作用で汚物を押し流す方式で
最も構造がシンプルで低価格の便器です。
水が溜まる面が狭いため、ボウル内の乾燥面に汚物が付着しやすく、洗浄時に
多少水はねが発生することがあります。
もう1つはサイホン式というタイプでサイホン作用(水を吸い出す力)で汚物を吸い込み
排出します。
水が溜まる面は、サイホンゼット式より少し狭く、ボウル内の乾燥面に汚物が
付着することがまれにあります。
このサイホン式はサイホン作用で汚物を排出するため少ない水量ですみます。
しかしここがミソで、少ない水量ゆえに汚物が流れきらず、つまりの原因となる
場合があります。
一方で洗い流し式は水量に頼った排出方式のため、大量の水を流すことで
しっかりと流し切ります。

現在のトイレはサイホン式が主流で洗い落とし式は古い建物のトイレでしか
見ることがなくなってきました。

サイホン式は上述の通り、少ない水量で流し切るタイプですが排出水量が
少ないゆえにつまりを起こしやすいのが弱点です。このつまりが起こりやすいという
現状に対しての対策はやはりこまめに流すということしかありません。

日ごろのトイレの流し方(最後に一気に流すのではなく、こまめに流す)を気を付けて、
トイレの詰まりを予防しましょう。

 

 

こんな場合は業者に頼ろう!

ここまで書いてきた内容のまとめのような内容となりますが、トイレのトラブルが起こって
それが何かの詰まりが原因のような場合、まず

ラバーカップで詰まり解消を試みる!

ラバーカップでダメなら・・・

業者(プロ)に電話してきてもらう!

ことをオススメします。

今やたいていの水道工事会社が無料で来てくれて、見積まではタダでやってくれます。
なのでラバーカップで解決しない場合にはプロに依頼して修理見積まで出してもらいましょう!

もちろん当社も現地出張による御見積までは無料で行っております。
※トラブルの原因内容次第で別途調査費を頂戴する場合はございます。
水道トラブルでお困りの場合はお気軽にご相談ください。
図2

 

 

水漏れやつまりを予防するトイレの使い方

最後にトイレのつまりによる水漏れを起こさないための正しいトイレの使い方をプロとしてレクチャーさせていただきます。

 

正しいトイレの使い方 その壱:
トイレットペーパーはダブルではなくシングルを使おう

上述の通り、トイレットペーパーの使いすぎはトイレの詰まりの原因となります。
使用しているトイレットペーパーがダブルであればなおさらのことです。
なので、ダブルではなくシングルでのご利用をオススメします。

 

正しいトイレの使い方 その弐:
排便して、まず水を流す。お尻を拭いたら紙を流す。

つまるところ、トイレの詰まりは一定ボリューム以上のもの(便など汚物、紙など)が
流れてしまったことに大きく起因しています。
そのため、こまめに水を流すことが何よりの予防策となります。
節水して水道代を節約したいことも十分に理解できます。
しかし節水によりトイレの水漏れを引き起こしてしまったら本末転倒です。
日ごろからこまめに流すことを習慣化することが何よりの節水になるのではないでしょうか。

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